まつとき、かわるとき

大阪府守口市で、「まつとき、かわるとき」という展示を開催いただいています。

この時期に関わらず、市の主催で感染予防を徹底した館内ということもあり、大勢の方に見ていただいているとお聞きして嬉しく思っています。だけど、２４日に予定されていたお話会は市と館の方々と相談して中止させて頂くこととなりました。この展示が決まった時から、常に半分以上あり得ることとして準備してきたので、もちろんお仕事で一生懸命展示や広報に関わってくださった皆様には本当に申し訳なく残念だけど、ちょっとホッとしているのが本音です。

去年の春に、こんな短いおはなしをかかせて頂き、生まれた展示でした。コウノトリブックスさまが、ダウンロードフリーのページを作ってくださっています。youtubeでは、「まつとき」の音楽もお楽しみいただけるようです。

「まつとき」　　よしだるみ　さく

いままでは　みんなが
やりたいことを　やりたいようにやって
すごしてきた

はたらくとき　あそぶとき　まなぶとき
おどるとき　うたうとき

けれど

いきていると　
すべてを　やめて　とまらなくては　いけないときがある

ながい　れきしのなかにも
おじいさん　おばあさんの
こどものころにも

そのまた　むかしにも
みんなで　てを　とめ　あしを　とめ

いまは　じっと
しずかに　まつとき

すべてを　やめて
すぎさるのを　ねがうとき

いつか　また　ふつうのひびが　やってくる

だから　このじかんを　たいせつに　
たいせつに　すごしてほしい